全国のP&A運動

プロテクション・アンド・アドボカシー大阪

(P&A大阪)


 2001年11月親や弁護士、福祉関係者などでプロテクション・アンド・アドボカシー・大阪(P&A―大阪、愛称PAO)を設立。辻川圭乃弁護士を中心に、大阪地域において、知的な障がいや発達障がいのある人たちが安全に暮らせる地域を目指して活動を始められた。 PA大阪で作成したコンビニパンフ等の使用に関して辻川弁護士にご協力いただいてP&Aいしかりの活動でも使用させていただいている。


PA大阪での3つの活動

 

1.警察プロジェクト
 知的な障がいのある人たちは、障がいのない人たちより犯罪被害にあう確率が高く、またその障害の特性から不審者に間違われたり行方不明になったりして警察にかかわることが少なくない。その為、警察官に障がいのことを正しく理解してもらおうという「警察プロジェクト(K-pro)」の全国的な動きに、P&A大阪でもハンドブックを使ったワークショップを大阪府下数カ所で開催。


2.コンビニプロジェクト
 知的な障がいのある人たちがよく利用するコンビニの店員の方々に障害を正しく理解してもらい、地域における障害を持つ人たちのサポーターになってもらおうというコンビニプロジェクト活動の展開。そのほかにも、知的な障害のある人が地域生活を営んでいくために不可欠な交通機関や、医療機関で働く人たちにも障害を正しく理解してもらい、地域における障害を持つ人たちのサポーターになってもらおうといういろいろなプロジェクトを行っている。


3.「自分を守る」ワークショップ
 知的な障がいのある人たちが地域で安全に暮らしていくための「自分を守る」力をつけることも必要である。たとえば、知的な障害のある人を狙う悪質商法は残念ながら後をたたないが、少しでも被害にあわないように、また、被害にあっても小さくて済むような当事者向けのワークショップ活動の展開。 

 

 

障害のある人のためのセイフティネット会議・北海道

(PA北海道)

(設立の趣旨)

 私たちはだれでも住み慣れた地域で安全に暮らしたいと願っています。障害のあるなしに関わらず、それは人間としての基本的な権利です。しかし残念ながら、障害のある人たちが社会の中で不当な扱いを受けたり、不利な状況に追い込まれたり、トラブルに巻き込まれたりする例は決して珍しくありません。障害のある人たちが社会の中で安心して安全に暮らすためには、相談したり、支援を求めることのできる人や機関が身近に用意されていることが必要です。
 私たちはこうした必要にこたえるため「障害のある人のためのセイフティネット会議・北海道 (PA北海道)」を設立し、下記の活動を行います。

 

(主な活動)

○障害のある人が、犯罪や被害に遭わないための予防的なネットワークを作っていきます。

○身近な地域の安全のために、警察や親・福祉・教育関係者が知識や情報を交換し、正しい理解を持つよう働きかけます。 

作っていきます。

○障害のある人が犯罪被害にあったり行方不明になった時、地域で協力出来る安全ネットを作ります。

○障害者の権利について社会の意識を高めるために講演会などを開催します。

○具体的な問題が発生した場合には、可能な限り相談に応じ支援を行います。

○全国各地の「安全ネット」とも協力し、ネットワークを広げていきます。 


(協力をお願いしたい方々)

・協力者会議  親・保護者、福祉関係者、教職員、弁護士の皆さん

・関係機関 地域の安全の第一線に立つ警察。消防署、町内会、サービス機関(交通機関、スーパー・コンビニ、ガソリンスタンドなど)の方々


(資  料) ハンドブック  「知的障害のある人を理解するために」 「知的障害のある人を被害からまもるために」

 

(事 務 所) 004-0803 札幌市清田区里塚 3条 4丁目8-1 喜来方               Tel&Fax 011-882-0232

         連絡先  サポート種っ子

              Tel 011-836-1551 FAX 011-836-1552

(代  表) 喜来 業康

 

Protection and Advocacy 千葉(PAC)

 2001年、千葉県内で活動している障害者や家族、福祉職員、研究者、教職員、行政マンなどが月に一度、西船橋に集まって権利擁護の勉強会を開く活動が始まりました。この活動をPAC(Protection and Advocacy Chiba)と呼んでいました。代表呼びかけ人・野沢和弘さん(毎日新聞論説委員) 2005年成年後見の利用促進と相談・支援等を目的としたNPO法人PACガーディアンズがを設立されました。活動の詳細は以下のページで。

セイフティーネットプロジェクト横浜

 横浜市内の障害福祉関係団体と機関で組織した「セイフティーネットプロジェクト横浜」は、当事者や家族が、自分たちの出来ることから活動していくことを大切にしながら、地域の人々へさまざまな障害についての理解を深めてもらい、障害のある人が地域で安心して暮らしていけるよう、活動しています。活動の詳細は以下のページから。